内閣部会が14日開かれ、日本総合研究所主席研究員の太田清氏を招き、「格差論」について意見を聞いた。 太田氏はフリーターの増加など、雇用の非正規化が若年層の「格差」拡大を招いていることを指摘。「このままの状況が続くと、将来、所得格差がさらに大きくなる」と結論付けた。出席した議員からは企業の雇用形態を問題視する意見が多く出された。 小泉政権発足以降、いわゆる「格差」が拡大しているとの批判があることについて、同部会は、各種統計に基づいた検証を重ねてきた。同部会では役員改選後も引き続き、有識者からのヒアリングを開催するなど、「格差」の現状について幅広く議論を行い、同部会としての考え方をまとめる方針を確認した。
活動報告

2006-11-14
「格差論」について有識者からヒアリング 内閣部会