衆院教育基本法特別委員会で教育基本法案が可決されたことを受けて町村信孝・同委筆頭理事は記者会見を行い、「今日、この時点での採決は正当だ」と述べ、「民主党も対案を提出しているが、その法案の賛否を問うのは法案提出者としての義務だ。それを放棄して(審議に)出てこないのは法案提出者としてあるまじき姿だ」と、採決を拒否し委員会を欠席した民主党を批判した。 町村理事は、民主党がいじめ、未履修問題などについてさらなる審議を求めていることについては「それらについて一つひとつ(政府は)答えを出している」と反論した。また、同理事は民主党に対して修正協議を持ち掛けて拒否されたことや、明日16日の採決を提案したがそれも拒否されたことを明らかにし「彼らはいい法案を作ろうというよりも、教育基本法で政局の混乱をつくろうという悪しき意図で対応を決めているのではないか」と、党利党略を優先させている民主党の実態を指摘した。
活動報告

2006-11-15
町村筆頭理事「教育基本法で政局の混乱をつくろうという悪しき意図」と民主党の「採決拒否」を批判