外交関係合同会議は21日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の結果について外務省から報告を受けた。同省は「安倍晋三総理初の国際会議出席で、北朝鮮問題など大きな成果を挙げた」と、同総理の「主張する外交」が大きな成果を挙げたことを強調した。 安倍総理はAPECで会議の冒頭に拉致問題について発言。安保理決議1718の履行を加盟国に働きかけるなど、わが国の立場を主張。ブッシュ米大統領やハワード豪首相からわが国の立場を支持する発言を引き出し、会議総括にあたって議長であるチエット・ベトナム国家主席から「安倍総理から発言のあった拉致問題について認識を共有する」との発言を得られるなど、核・拉致問題の全面解決を求めるわが国の立場をAPEC首脳間で共有した。
活動報告

2006-11-21
「主張する外交」で成果挙げる 外交関係合同会議がAPECの報告受ける