活動報告

2006-11-21
法の厳罰化に向け座長・事務局長私案を了承 飲酒運転根絶プロジェクトチーム

 飲酒運転根絶プロジェクトチームは21日、飲酒運転根絶に向け関係法の厳罰化の方向性を示した座長・事務局長私案を了承した。  同案では、1年以上20年以下の懲役を科す危険運転致死罪や15年以下の懲役を科す同致傷罪に比べ、酒酔い運転の罪と業務上過失致死傷罪を併合しても7年 6ヵ月以下の懲役であることから、刑の差を埋めることを打ち出した。“ひき逃げ”と言われる救護義務違反も罰則強化する。法改正に向けた具体作業は今後になるが、年末・年始で飲酒の機会が増えることが予想されるため「立法府の立場にある者として飲酒運転はダメという強いメッセージを発しなければならない」(中野正志座長)と判断した。