国際局主催のセミナー「議員が読み解く国際政治」が27日開かれ、愛知和男衆院議員が「日本の外交戦略について」と題して講演した。愛知議員はわが国の外交について、「その場その場の出来事に振り回されている。正念場を迎えた今、しっかり腹を据えて取り組まなければならない」と述べ、安倍晋三総理が唱える「主張する外交」に加えて、「中長期的な戦略的外交」を進めていくべきと強調した。その上で、愛知議員は「日本の外交で一番重要で難しいのは中国だ」と述べ、日中外交については2国間ではなく、日米同盟や他のアジア諸国との関係を深めていく中で考えるべきとの見解を示した。次回は12月18日、山崎拓前副総裁を講師に迎えて開催する予定。
活動報告

2006-11-27
第2回国際局セミナー「議員が読み解く国際政治」開催