観光特別委員会は29日、平城遷都1300年記念事業について説明を受け、議論した。 平成22年に実施される同事業は、日本の歴史文化を国の内外に発信し、平城京の時代に形作られた和の精神や自然との共生、多様性の尊重などの日本的な考え方やスタイルを振り返り、これからのわが国の社会づくりに生かしていく契機とすることが目的。 同年は上海万博が開催される年でもあり、同事業は万博と連携することにより、新しい日中文化交流の新時代を切り開き、外国人観光客の増加も期待されている。 今月14日には森喜朗元総理を会長とする推進議員連盟も設立され、同委員会としては、同議連をバックアップしながら同事業の成功を目指す。 また、この日の会議では継続審議となっている観光立国推進基本法案の今国会成立を目指すことを改めて確認した。
活動報告

2006-11-29
平城遷都1300年記念事業について議論 観光特別委員会