参院予算委員会は12日、総括質疑を行い、わが党からは吉村剛太郎参院議員、金田勝年参院議員、愛知治郎参院議員、山下英利参院議員の4人が質問に立った。吉村議員は、郵政民営化の実施について「ネットワークを維持し、国民の利便性が損なわれないように注意することが必要」と指摘したほか、中国や韓国との外交については、毅然とした姿勢で持続的な関係を構築するよう求めた。続いて質問した金田議員が地域間格差の固定化に懸念を示したのに対し、安倍総理は「地域の活力がなければ、国の活力はない」として、積極的に地方を支援していく姿勢を示した。愛知議員は北朝鮮の核開発をはじめ、環境問題、少子化対策、財政再建などについて政府の見解を質した。山下議員は歳出削減について「必要な改革を断行すれば国民の理解も深まる」と述べ、「筋肉質の政府」実現の必要性を強調した。
活動報告

2006-10-12
「格差」社会や財政再建などについて論戦 参院予算委員会