安倍晋三総裁は15日、衆院大阪9区補欠選挙が行われている茨木市・箕面市・池田市で街頭遊説を行った。安倍総裁は、国民が心配している年金制度について、社会保険庁を「解体的な出直しをさせ、再編成させる。どんな抵抗があってもやりとげていく」と力強く訴え、「信頼できる安心できる社会保障制度をつくっていく」ことを約束した。北朝鮮の核開発問題については、国連安保理が全会一致で制裁決議を可決したことを受け、「日本と国際社会が北朝鮮の核武装を許さないという力強いメッセージを出した」と評価。また、「決議に拉致問題が書き込まれたのは主張する外交の成果」と強調。「日本に脅威を与える北朝鮮の核保有を断じて許さない」とし、今後も中韓両国とダイナミックなアジア外交を展開し、地域の安定に大きな役割を果たしていきたいとの考えを示した。教育改革については、「公教育の再生」を強調し、教員の免許更新制度の導入について意欲を示し、「抵抗があるかもしれないが子どもたちの未来がかかっている以上、勇気をもって取り組んでいく」と訴えた。 どの会場でも、若き総裁をひとめ見ようと大勢の人が集まり、3会場の聴衆の合計は3万2千人。「子どもたちが将来日本に生まれたことを誇りに思う、美しい国日本をつくっていく」との安倍総裁の訴えに、大きな拍手が送られた。
活動報告

2006-10-15
安倍総裁、大阪府内3カ所で街頭遊説 茨木市・箕面市・池田市で3万2千人が集まる