活動報告

2006-10-16
小泉純一郎前総理が大阪市内で講演 2,200人の観衆を魅了

 小泉純一郎前総理は16日、衆院大阪9区補選が行われている茨木市民会館で講演を行った。  小泉前総理は、小泉内閣時代に「構造改革が先か、景気回復が先か」について論争が行われてきたが、「改革をしないと成長はないと結論が出た」ときっぱり。安倍政権がこの改革路線を「一歩すすめて『成長なくして財政再建なし』」と引き継いでいることを評価したうえで、「改革に疲れた、とんでもないことです。政治に小休止なし。改革に疲れたら、成長はない」「この景気回復路線をしっかりとしたものに、経済を活性化させる基盤をしっかりとつくる。この数年が大事」と、改革継続の必要性を強調した。  また、外交政策について小泉前総理は、抑止力としての日米同盟の重要性を指摘したうえで、「各国といい関係を結ぶためにも、日米友好は日本の外交政策として一番大事なものであるということを忘れてはならない」と、日米同盟と国際強調の大切さを訴えた。  久しぶりに小泉前総理の話を聞こうと集まった約2,200人の聴衆で会場は溢れ返り、大盛況となった。