活動報告

2005-08-01
朝日新聞のわが党に対する取材「自粛」求める 取材資料流出問題受け朝日新聞問題報道PT

 朝日新聞の問題報道に関する調査プロジェクトチームの佐田玄一郎座長は1日、国会内で記者会見し、朝日新聞のわが党役員に対する取材について「公式の記者会見を除き、記者懇談や個別取材など、すべて自粛していただく」との通知書を発送したことを明らかにした。  この措置は、月刊現代9月号の記事について同紙が29日深夜「取材資料が流出した疑いがある」旨の会見を開いたことによるもの。同チームは、同紙が月刊現代を発行している講談社や執筆者に対して抗議していないことや、重大な取材倫理違反となる無断記録や取材資料の流出について謝罪もしていないことから「あたかも取材のやりとりを記録した取材資料があるということを世間に強調したかっただけの『やらせ』ではないか」と指摘。「貴社自身が今回の取材資料流出に深く関与しているのではないかと大きな疑念を感じる」として、月刊現代9月号の記事掲載に関する事実関係が明らかになるまでの間、同紙の取材について「自粛」を求めることとなった。