活動報告

2006-09-09
安倍、谷垣、麻生3候補が政権構想を訴える 所見発表演説会

 総裁選に立候補した安倍晋三、谷垣禎一、麻生太郎各候補による所見発表演説会が9日、党本部で行われ、3候補がそれぞれ政権構想を訴えた。  安倍候補は11年前の総裁選で小泉純一郎候補の推薦演説を行ったことを振り返り、「11年で私がこの場に立っていることは自民党が大きく変わった証明」と述べ、幹事長、幹事長代理として党改革に取り組んできた実績を強調した。  谷垣候補は財政再建の必要性を強調。「中福祉、低負担では若い世代が将来にわたってがんばっていく土台ができない」と述べ、社会保障目的に特化した消費税率引き上げを主張。「国民全体で社会保障を支えていく形をつくるべきだ」と指摘した。  麻生候補は「小泉内閣によって閉塞感が打ち破られた。個人の格差はやむを得ないが、地域において社会資本に差があるのは断固是正すべき」と地域格差の問題に取り組む必要性を強調。総務大臣として三位一体に取り組んだことなどを挙げ、地方重視の姿勢を明確にした。