活動報告

2006-08-05
「関西復権」を目標に掲げ、近畿ブロック大会を開催 近畿ブロック協議会

 近畿ブロックの6府県から約1,500人を集め、近畿ブロック大会が5日、大阪市北区・中央公会堂で開催された。第1部では、武部勤幹事長と評論家・宮崎哲弥氏との「自民党新総裁に求めるもの」と題したパネルディスカッションが行なわれた。宮崎氏は小泉改革に触れ、「官僚たちは、あと2ヵ月我慢すれば、また、自分たちの天下だと言っている」と指摘。武部幹事長は「そうなれば来年の参院選挙でわが党は絶対に負ける」と述べ、大阪市役所の「ヤミ手当て」問題を例に挙げ、改革継続の必要性を強調。第2部の講演で、本間正明大阪大学教授は「近畿の政財界は構造改革が遅れている」と指摘したうえで、一刻も早く、政治主導による改革実現を訴えた。最後に、関西復権を目標に掲げた大会決議を採択し、参加者は統一地方選、参院選の勝利を誓いあった。