水産基本小委員会は2日、同小委が6月に取りまとめた「水産政策の重要課題」に対する水産庁の検討状況について報告を受けた。 同庁からは、国際化に対応したわが国水産業の構造改革として、燃油価格高騰への対応やノリ養殖業の強化、合併を推進している漁業協同組合の体質強化など、漁業改革に取り組む方針を示した。また、水産物の輸出促進や水産資源管理の推進などにも重点的に取り組んでいきたい考えを示した。議員からは、「燃油価格の高騰は漁業に深刻な打撃を与えている。早急な処置を」「近海での違法操業の取り締まりの強化を」と求める声が多く出された。
活動報告

2005-08-02
燃油価格高騰への対応求める声相次ぐ 水産基本政策小委員会