文部科学部会・文教制度調査会合同会議が28日開かれ、平成19年度文部科学省関係概算要求を了承した。「骨太の方針」に、「再チャレンジ」への支援が盛り込まれたことを踏まえ、失敗しても再挑戦できる仕組み作りとして、学び直す機会を提供する教育機関への支援や退職者の有効活用などに必要な経費として、310億円余りを要求している。新規事業としては、小学校の英語教育の充実に向けた条件整備に33億円や、いわゆる「キレる」言動などの問題への対応の推進に11億円など。また、国際熱核融合実験炉(ITER)計画を推進するため、青森県6ヶ所村の関連研究施設の建設費などに77億円を要求している。
活動報告

2006-08-28
文部科学省概算要求を了承 文部科学部会・文教制度調査会合同会議