活動報告

2006-05-09
メダル獲得増は「施設・資金面の充実大きい」とJOC竹田会長 競技スポーツ強化委員会

 競技スポーツ強化委員会は9日、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長からヒアリングを行った。竹田会長は日本が世界5位となる16個の金メダルを獲得した一昨年のアテネ五輪について「選手の努力はもちろんだが、国立スポーツ科学センターの設立、文部科学省の『日本復活プロジェクト予算』が効果をもたらした」と、施設・資金面の充実が日本のメダル獲得大幅増につながったことを指摘する一方、「トリノ五輪は惨敗だった。冬季競技を支える企業スポーツの環境は厳しい」と訴えた。  また、東京・福岡が立候補を表明している2016年夏季五輪については「日本開催が実現するかは国の財政面のサポートがあるかどうかが重要な選考基準になる」との認識を示した。