活動報告

2006-05-09
民間放送や通信・放送の連携で議論 通信・放送産業高度化小委員会

 電気通信調査会の通信・放送産業高度化小委員会は9日、民間放送や通信・放送の連携について日本民間放送連盟会長の広瀬道貞氏らの話を聞き、議論した。広瀬氏は2011年に地上放送がアナログからデジタルに移行することに伴い、民放各局が自力で中継局の建設を進め、それぞれの放送地域で対アナログ比率95%以上の世帯をカバーする方針を説明。残りの数パーセントは国や地方自治体の協力を得ながら整備を進めたい意向を示した。議員からは地方局の中継局整備状況を念頭に「国策で地上放送のデジタル化を進める中で残りの数パーセントの部分は国の支援が必要」との意見や、民放とケーブルテレビとの関係が出された。