金融調査会と財務金融部会の合同会議は11日、貸金業制度の検討課題などについて議論した。いわゆるヤミ金融対策法の見直し時期を今年末に控えており、また消費者金融業者による違法行為なども社会問題になっていることから、「今秋にひとつの法案として出せるよう、今国会中にもその方向性をまとめたい」(金子一義・同調査会長)方針。この日は、この制度をめぐって議論してきた金融庁の有識者懇談会の報告(「中間整理」)を受けた後、これに対する質問も含めて意見を交換した。なお、合同会議としては今後、専門の小委員会を設けて議論を進める。
活動報告

2006-05-11
貸金業制度について議論 金融調査会・財務金融部会合同会議