活動報告

2006-05-16
竹島問題について歴史的・国際法的な見地からわが国の主張の正当性を確認 外交・国交・国防各部会、外交調査会、海洋特委、領土特委合同会議

 外交・国土交通・国防の各部会と外交調査会、海洋政策特別委員会、領土に関する特別委員会は16日、合同で会議を開き、竹島問題について議員間で議論した。会議では石破茂・領土特別委員長が自ら作成した資料を下に、竹島が歴史的・国際法的にわが国固有の領土であることを説明した。また、石破委員長は韓国で数年前にヒットした歌謡曲「トクト(独島)はわが地」を紹介し、「竹島問題については日本と韓国の国民意識にも相当な開きがあり、歴史的な認識にも齟齬(そご)がある」と指摘。竹島問題の解決や排他的経済水域(EEZ)境界線画定のための政府間協議にあたっては、国会議員がそれぞれわが国の主張の正当性への正しい理解が重要であることを強調した。  また、会議に先立ち武見敬三海洋政策特別委員長は「今回の竹島問題は、実は昨年11月にこのような問題が起こることがわかっていたが、政府内での連携が必ずしも円滑ではなかった」との問題提起があり、同合同会議で政府の取り組みやわが国の戦略について議論していくことを確認した。