活動報告

2005-08-04
ITER(国際熱核融合実験炉)誘致失敗の分析すべき 文部科学部会

 文部科学部会は4日、ITER計画の今後の進め方について文部科学省から報告を受けた。それによると、日本はITER本体の誘致に失敗し準ホスト国となり、今後は国内に実証レベルの役割を担う2つの施設を建設し、欧州と具体的な役割分担・協力方法を検討していく予定。議員からは、「誘致失敗の要因を分析し他のプロジェクトの誘致に活かすべき」との指摘が出された。小島敏男文部科学副大臣は「日本は一枚岩でなかった。失敗を繰り返さないように分析を行いたい」と述べた。