活動報告

2005-05-13
タイ、豪州との交渉などについて意見交換 FTA・EPA特命委

 FTA(自由貿易協定)・EPA(経済連携協定)に関する特命委員会は13日、交渉の現状と見通しについて政府から報告を受け、意見交換を行った。そのなかで、鉄鋼、自動車などでの交渉が大詰めを迎えているタイとの交渉について「農林水産分野については最終合意しているが、それが蒸し返されるようなことはないようにしてもらいたい」との意見があったほか、「米国のみが得ている最恵国待遇をわが国も得られるよう努力してほしい」と求める声があった。  また、政府間での研究開始に合意したオーストラリアについて「農業問題が非常に難しい。慎重な対応が必要だ」との指摘もあった。