活動報告

2006-01-20
北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会

164-参-北朝鮮による拉致問題等…-1号 平成18年01月20日 ○末松信介君  それでは、委員派遣報告をさせていただきます。  本委員会の広野委員長、山根理事、岡田委員、北川委員、関口委員、松山委員、林委員、森委員、柳澤委員、風間委員及び私、末松の十一名は、昨年十二月十四日及び十五日の二日間、北朝鮮による拉致問題等に関する実情調査のため、石川県及び福井県に派遣されることになっておりました。  しかしながら、十四日午前十時の全日空機で羽田空港を出発し、石川県の小松空港に達しましたところ、折あしく同地は雪などによる天候不良となり、全日空機は上空を旋回しながら一時間近く待機し、二度ほど着陸を試みましたが、ついに着陸不能となり、やむなく羽田空港に引き返しました。  到着後、派遣委員間で協議しました結果、その後の天候の回復も見込めないことなどから調査の続行は困難であると判断し、誠に残念ではありますが、委員派遣を中止することといたしました。  なお、派遣団といたしましては、帰京後、直ちに、関係自治体、拉致被害者及び特定失踪者の御家族、並びに地元救う会などの支援者の皆様に対し、委員派遣中止の事情を始め、特に、今回の派遣調査に期待を寄せられていた被害者御家族の方々に対する激励と今後の本委員会における拉致・特定失踪者問題の取組の強化など、本委員会の意のあるところを電話、書面でお伝えいたしましたので、御了承いただきたいと存じます。  以上、御報告申し上げます。