林政基本問題小委員会は5日、各省庁から国産木材利用推進の取り組み状況についてヒアリングを行った。 農林水産省の報告では、平成15年に「木材利用拡大行動計画」策定を受け、地域木材や間伐材の利用の推進に取り組みを続けている。また、先月英国で開かれたG8グレンイーグルズ・サミットで採択された行動計画を踏まえ、違法に伐採された木材は使用しない方針を打ち出した。また、林野庁が今年から10月を「木づくり推進月間」とし、木材利用の促進を国民運動として展開していく方針であるほか、文部科学省が「エコスクール」の建設など、地域木材を利用した学校施設の整備を行っていることなどが報告された。議員からは、「国産木材の良さをもっとPRしていくべき」との意見が多く出された。
活動報告

2005-08-05
木材の利用推進状況を各省庁からヒアリング 林政基本問題小委員会