林政調査会、林政基本問題小委員会、木材等需要拡大プロジェクトチームは5日、合同で会議を開き、マンションなどへの地域材利用の現状と課題について議論した。マンションなどへの木材利用の大部分は床用の部材であるが、ほとんどが外材で地域材の利用は少ない。会議では林野庁からこうした現状を報告。利用促進に向け、「スギ・ヒノキなどの品質上の課題をクリアし、スギの辺材と心材の色合いを活かした内装材や、スギを圧縮して強度を高めたフローリング材などの新商品の開発と普及が必要」との見解を示した。出席議員からは「国産材のメリットを国民や業者などに周知するための情報提供を拡充するべきだ」などの意見があった。
活動報告

2007-12-05
マンションなどへの地域材利用について議論 林政調査会・林政基本問題小委員会・木材等需要拡大PT