国家戦略本部は21日、リチウム電池と太陽光発電の将来展望について慶応義塾大学大学院の吉田博一教授から意見を聞いた。リチウムイオン電池は充電して繰り返し使用できる二次電池でエネルギー密度が高いことが特徴。吉田教授は「四国の3分の1の面積に太陽電池を設置すれば、日本の全電力量をまかなえ、リチウムイオン電池との併用で夜間も電力を使用できる」と述べ、将来有効なエネルギー資源になるとの見解を示した。また、環境にやさしく資源枯渇の心配がないことから、大型リチウムイオン電池を家庭に導入できるよう規制を緩和するべきだとの考えを示した。
活動報告

2007-11-21
リチウム電池の将来展望について有識者からヒアリング 国家戦略本部