政調全体会議が27日開かれ、来年度予算編成の基本方針原案について議論した。同案は内閣府がさきに経済財政諮問会議に示したもので、政府は来週にも閣議決定する予定。この日の会議では、内閣府から内容について説明を受けた。同案は冒頭、「安定した経済成長と改革の推進」として成長力強化と財政健全化の「両輪」に対する取り組みを強調。そのうえで、「基本的な考え方」と「希望と安心の国に向けた予算の重点化・効率化」を章立て、それぞれ予算編成にあたっての各分野・項目の要点を示した。出席した議員からは、公共事業や教育改革、社会保障制度など、各項目について考え方などを確認する質問が出されたほか、「改革の影の部分に、やさしい政治の光を差し伸べるべき」などとする意見・要望が出された。谷垣禎一政務調査会長は、「今日が予算編成のキックオフ。政調全体会議で議論していきたい」とあいさつした。
活動報告

2007-11-27
来年度予算編成の基本方針原案について議論 政調全体会議