環境部会は2日、温泉法の一部改正案を了承した。これは今年6月、東京・渋谷の温泉施設で起きた爆発事故などを受けたもの。改正案では従来の目的である「温泉の保護および利用の適正」に「温泉の採取等に伴い発生する可燃性天然ガスによる災害の防止」を追加した。また、具体的な防止策として可燃性天然ガスが発生する温泉を採取する場合、都道府県知事の許可を義務付けることや、温泉採取中であっても、技術基準に適合しなくなった場合、知事が許可を取り消し、災害防止措置命令ができる規定などを盛り込んだ。今国会での成立を目指す。
活動報告

2007-10-02
温泉法の一部改正案を了承 環境部会