内閣部会は28日、会計検査院法の一部改正案を了承した。議員立法で今国会に提出、成立を目指す。参院での決算審議の結果を翌年度の予算編成に生かそうと、現在わが党の参院議員が中心となり改革に取り組んでいる。今回の改正はこれを一層充実させるため、会計検査院の検査機能を充実させるもの。具体的には同院が検査できる対象にサービス分野の請負と委託を加える。従来、これらは国が直接行うものが一般的だったため検査対象ではなかったが、民間に外注する機会が増加、契約金額も多額になってきたための措置。このほか、政府出資法人(国が2分の1以上出資している法人)の契約も検査対象にすることなどが盛り込まれている。
活動報告

2005-07-28
参院の決算審査充実に向け会計検査院法改正案を了承 内閣部会