活動報告

2007-10-23
10月の月例経済報告の説明を受ける 内閣部会

 内閣部会は23日、10月の月例経済報告の説明を内閣府から受けた。生産を前月の「横ばいとなっている」から「持ち直している」に上方修正した一方で、個人消費については前月の「持ち直している」から「おおむね横ばいとなっている」に下方修正した。また、基調判断については「景気は、このところ一部に弱さがみられるものの、回復している」と前月の判断を据え置いた。企業の業況判断では、大企業製造業で横ばいとなっている一方、中小企業では「やや弱い動きがみられる」と報告した。これについて内閣府は、中小企業では原油や素材などの仕入れ価格を販売価格に転嫁できてないため、利益が圧迫されたのが原因ではないかとの見解を示した。