福田康夫総裁は24日、臨時総務会で幹事長に伊吹文明、総務会長候補の総裁指名総務に二階俊博、政務調査会長に谷垣禎一の各衆院議員を指名した。さらに選挙対策総局長を「選挙対策委員長」に名称変更して党3役と並ぶ党4役と位置づけ、総裁指名にすることを報告し、同委員長に古賀誠衆院議員を指名した。総務会はこれらの指名を全会一致で承認した。同日の党4役共同記者会見で、伊吹幹事長は「チーム自民党として党の信頼回復のために頑張りたい」と抱負を述べた。二階総務会長は「円満な総務会の運営に努め、確固たる方針を決定したい」と語った。また、谷垣政調会長は「党内で活発な議論を行ない、国民の負託に応えられる政策を作りたい」との考えを表明し、古賀選挙対策委員長は「いつ総選挙があっても挙党体制で臨む」と決意を示した。選挙対策委員長に関する党則改正は来春の定期党大会で行なわれる予定。
活動報告

2007-09-24
選挙対策委員長に格上げ、党4役体制がスタート