国防部会は6日、「自衛官の質的向上と人材確保・将来の活用に関する提言」を了承した。 同提言は自衛官が「安心して、誇りを持って国のために働くことができる体制づくり」(河井克行部会長)をめざしたもの。近年の国際平和協力活動などによる自衛隊の役割が増大するなか、給与面などにおける待遇改善や退官後の就職援護組織の構築、予備自衛官制度の充実などの施策を提言している。また、これらの前提として、自衛隊に関する課題の抜本的解決のためには「自衛隊を軍として位置付けることが何よりも重要」とし、早急に憲法改正をめざすことを挙げている。 同部会は今後、概算要求や中期防見直しなどを視野に入れながら、提言の内容の実現を図っていく方針。
活動報告

2007-06-06
「自衛官の質的向上と人材確保・将来の活用に関する提言」を了承 国防部会