活動報告

2007-06-13
ハイリゲンダム・サミットについて報告を聴取—環境調査会・地球環境委員会・環境部会合同会議

 環境調査会・地球環境委員会・環境部会合同会議は13日、外務省から先日のハイリゲンダム・サミットの地球環境分野の成果について報告を受けた。  同サミットの合意事項は、 (1)2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を現状に比べ半減することを真剣に検討 (2)2013年以降の主要排出国を含む包括的な合意達成に向け、本年12月の国連気候変動会議への参加呼びかけ (3)アメリカからの提案として、主要排出国による「少数国会合」を通じて、2008年末までに新たなグローバルな枠組みの具体的な貢献を行う—の3点。同サミットの成果としてアメリカ、途上国を取り込んで排出量削減へ向けた取り組みが行われていくことが挙げられる。今後、中国、インドなどの新興5ヶ国にどのように協力を求めていくかが重要となる。  小杉隆環境調査会長が「来年の北海道洞爺湖サミットでの、さらなる成果へ向けて、党内・各省が一丸となって努力していくことが必要だ」と述べた。