国防部会・安全保障調査会・基地対策特別委員会合同会議は8日、米国で1日に開かれた日米安全保障協議委員会(2プラス2)について報告を受けた。 2プラス2では、在日米軍再編の着実な実施の重要性、弾道ミサイル防衛(BMD)の協力の推進などで合意。また、久間章生防衛大臣は冒頭あいさつの中で、イージス艦の情報漏洩事件を受け、今後米国とのさらなる情報共有を図るうえで「わが方の情報漏洩について心配をかけないようにしなければいけない」とし、米国と「軍事情報に関する一般保全協定」(GSOMIA)を結ぶ方向で両国が合意したと報告した。 議員からは、「BMDの日米協力において、米国の早期警戒衛星からわが国に直接情報が来るシステムを早期に確立するべき」「米軍再編は普天間の移転がすべて。地元の理解を得て、信頼関係をベースにすすめてほしい」などの意見が出された。
活動報告

2007-05-08
2プラス2の報告受ける 国防部会・安全保障調査会・基地対策特別委員会合同会議